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日々蝶々の魅力を全解説|静かな恋に心がほどけていく全12巻

日々蝶々 💞 ときめきたい・恋したいとき

トラねえです🐱 今回は、読むたびに胸がじんわりあたたかくなる、とっておきの漫画を紹介しますよ。

ヒロ
ヒロ

姉ちゃん、今日の紹介作品は何? どうせまた泣ける系でしょ笑

トラねえ
トラねえ

泣けるというか……ね、心がふわーってなる感じ? ヒロにはわからないかな?

ヒロ
ヒロ

わかるわかる! なんか……じれったすぎてソワソワするやつでしょ!

トラねえ
トラねえ

そうそう。そのソワソワがクセになるのがこの作品の魅力なんだから(笑)

「恋ってもっと積極的に動かなきゃいけないんじゃないの?」なんて思いながら、なぜかページをめくる手が止まらない——そんな不思議な体験をさせてくれる漫画が、『日々蝶々』です。

学校一の美少女なのに無口で、相手のことが好きなのに言葉にできない。硬派な空手男子なのに恋愛の「れ」の字もわからない。そんな不器用すぎるふたりが、ゆっくりゆっくり心を近づけていく物語です。

読んでいると思わず「早く気づいて!」と叫びたくなるのに、不思議と怒れない。それどころか、その遅さと純粋さにやられてしまう。そんな「静かな恋」の破壊力を、ぜひあなた自身で体感してみてください。

この記事では、森下suuさんによる少女漫画『日々蝶々』の魅力をたっぷりご紹介します。作品のあらすじ(ネタバレなし)からキャラクターの見どころ、読者の声まで、隅々までお届けしますね。読み終える頃には「今すぐ読みたい!」という気持ちになっているはずです。

  • 『日々蝶々』がどんな物語かをネタバレなしでわかりやすく解説
  • 無口なふたりの恋が持つ、独特の魅力と読みどころを紹介
  • 登場人物それぞれの魅力とキャラクターの成長を深掘り
  • 作者・森下suuさんのこだわりや創作の裏話も紹介
  • こんな気持ちのときに読んでほしい、おすすめのシチュエーション
評価項目評価
エモ度(感情ゆさぶり度)☆☆☆☆☆
キャラ共感度☆☆☆☆
没入感(引き込まれ度)☆☆☆☆
癒し・浄化度☆☆☆☆☆
心に残るセリフ/シーン度☆☆☆☆☆

物語の主人公は、学校一の美しさを持ちながらも極端に口数が少ない少女・すいれん。そして、空手一筋の硬派な男子・川澄泰一。ふたりはそれぞれ異性が苦手で、自分の気持ちを言葉にするのがとても不得意です。

でも、相手のことは気になる。目が合うだけでドキドキして、近くにいるだけで胸が高鳴る。そんな初恋特有の、言葉にならないあの感覚をそのまま漫画にしたような作品です。

告白に至るまでのじれったさ、そして付き合い始めてからの「恋人ってどうすればいいの?」という初心者同士の可愛らしい戸惑い——。全12巻を通じて、ふたりの恋は蝶のようにひらひらと、でも確かに前へ進んでいきます。

「なんだかうまく話せなくて、でも気持ちはちゃんとある」という感覚を持ったことがある人なら、きっとすいれんや川澄の気持ちに深く共鳴できるはずです。

こんな気持ちのときにぜひ手に取ってみてください。

  • 恋愛でもどかしさや切なさを感じているとき
  • ドロドロした展開に疲れて、純粋な恋物語に癒されたいとき
  • 心が少し疲れていて、やわらかな気持ちになりたいとき
  • 自分の初恋を思い出してほっこりしたいとき
項目詳細
タイトル日々蝶々
作者森下suu
連載誌集英社『マーガレット』
連載期間2012年〜2015年
巻数全12巻(完結)
ジャンル少女漫画・青春恋愛
受賞このマンガがすごい!2014 オンナ編第4位

日々蝶々 漫画

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日々蝶々の魅力とは?無口なふたりが紡ぐ、静かな恋物語

「日々蝶々」というタイトルが表すとおり、この作品の恋愛は蝶が飛ぶようにふわふわと、でも繊細で美しい。言葉が少ないからこそ伝わってくるものがある——そんな独特の世界観が、この漫画の一番の魅力です。ここでは、作品の読みどころを具体的にお伝えしていきます。

「……」だけで伝わる感情の深さ セリフが少ないのに心が動く理由

『日々蝶々』を読んで最初に気づくのが、セリフの少なさです。会話の代わりに「……」が並ぶシーンがとても多く、一般的な少女漫画とはずいぶん雰囲気が違います。でも不思議なことに、そのページからしっかり感情が伝わってくるんですよね。

なぜかというと、言葉の代わりに視線と表情と間(ま)が、ものすごく丁寧に描かれているから。すいれんが川澄のほうを見る、川澄がふと視線を外す——そのたった一コマで、どれだけ相手のことを意識しているかがじわじわ伝わってきます。

読者の方からも「言葉が少ないふたりだからこそ、短い会話が心に刺さる」「静かな恋の破壊力がすごい」という声が多く聞かれます。言葉を多く使わなくても、気持ちは届く。そのことをこの作品は、漫画の表現を最大限に使って見せてくれています。

作者の森下suuさんも、インタビューの中でアングルや「間」の使い方を特に意識して描いたと語っています。無口なキャラクターだからこそ、セリフに頼れない。その制約が、逆に作品の深みを生み出しているんです。

初恋のドキドキをここまでピュアに描けるのか 目が合うだけで胸がいっぱいになる感覚

川澄は、すいれんのことが気になって仕方ない。でも何をすればいいかわからないし、そもそも恋愛なんてまったくの初心者。すいれんも同じで、自分でも自分の気持ちに気づくのがとても遅い。

そんなふたりの恋は、キスや大胆な告白とは無縁です。「目が合った」「隣に座った」「名前を呼ばれた」——そのくらいのことで、ふたりの胸は全力でドキドキします。読んでいるこちらまで、そのドキドキが伝染してくるんです。

「目が合うだけでドキドキする感覚を描きたかった」と、作者さん自身もインタビューで語っています。初恋ってそういうものでしたよね。あの頃の感覚を、大人になっても思い出せる。それがこの作品の持つ、とても大切な力です。

特に花火のシーンは多くの読者の記憶に刻まれています。言葉にならない気持ちをモノローグで表現した場面で、言葉少なな物語の中にひときわ光るシーンのひとつです。何気ない瞬間に訪れる、この作品ならではの「静かな感動」をぜひ体験してみてください。

付き合い始めてからが本番 「つきあうって何?」というリアルな初心者感

多くの恋愛漫画は、ふたりが結ばれるところでひとつの山場を迎えます。でも『日々蝶々』は、ふたりが両思いになってからも丁寧に物語を続けていきます。

「好きだってわかった。でも、恋人ってどんなことをすればいいの?」——そんな、初心者同士の可愛らしくも切実な戸惑いが、後半の大きなテーマになっています。川澄は恋愛感覚がほぼ小学生レベルなので(笑)、ふたりのやりとりはとにかく初々しくて尊い。

読者からも「両思いになったのにどうすればいいかわからない、そんな戸惑いが尊すぎた」という声が届いています。恋人になることがゴールではなく、なってからもひとつひとつ手探りで進んでいく——そのリアルさと可愛らしさが、この作品をただの「恋が始まるまでの話」で終わらせていない理由です。

川澄の空手シーンが物語に深みをプラス 熱血要素がピュアラブを引き立てる

すいれんと川澄の恋愛が中心の物語ですが、川澄が空手部に所属しているため、競技の場面も登場します。これが作品のいいスパイスになっているんです。

柔らかくてふわふわしたすいれんとの関係とは対照的に、道場では汗だくで鼻血を出しながら必死に向き合う川澄。その落差が、川澄というキャラクターの魅力を何倍にもしています。好きな人の前ではうまく話せないのに、空手では誰よりも真剣——そのギャップにやられてしまう読者も多いはずです。

作者さんが空手を選んだのは「男らしいスポーツとして物語に取り入れたかったから」とのこと。その選択が、ピュアな恋愛漫画の中に程よいダイナミックさを生み出しています。

日々蝶々の登場人物とその成長 すいれん・川澄を支えるキャラクターたち

『日々蝶々』の魅力は、すいれんと川澄のふたりだけにあるわけではありません。彼らの周りにいる個性豊かな仲間たちが物語に温かみを加え、無口なふたりの恋を優しく包んでいます。ここでは、作品を彩るキャラクターたちについて深掘りしていきますね。

すいれんというキャラクターの本当の魅力 無口な美少女が持つ、内側の豊かさ

すいれんは「学校一の美少女」という肩書きを持ちながら、人前でほとんど言葉を発せません。最初は「なんで喋らないの?」と思うかもしれません。でも読み進めると、彼女の内側にはたくさんの感情がぎっしり詰まっていることがわかってきます。

言葉にできないだけで、気持ちはちゃんとある。好きなものにまっすぐで、相手のことを一生懸命に思っている。その純粋さが、周りの人——女子も含めて——に自然と愛されていく理由になっています。

物語を通じてすいれんは少しずつ変わっていきます。ひとりで抱え込んでいた気持ちを言葉にしようとする、相手のために動こうとする。その成長がとても丁寧に描かれていて、気づいたらすいれんのことを心から応援している自分がいます。

一方で、「無口すぎてイライラする」「共感できない」という声もゼロではありません。でも、それもまた人それぞれの読み方。合う・合わないも含めて、すいれんというキャラクターはとても個性的で印象に残る存在です。

川澄泰一の不器用な男らしさがたまらない 恋愛初心者の成長記録

日々蝶々

川澄は、空手では頼もしいのに恋愛になるとからっきしのキャラクターです。作者さん曰く「小学生レベルの恋愛感覚」。でも、そのまっすぐな不器用さが、読んでいてとても愛おしいんです。

すいれんに惹かれる理由も純粋で、「自分にだけ話しかけてくれる」という特別感から始まります。積極的に言い寄ってくる子よりも、静かにそこにいるすいれんのほうが気になる——その感覚がリアルで、川澄の人柄の良さをよく表しています。

物語が進むにつれて川澄は少しずつ変わっていきます。戸惑いながらも真剣に向き合う姿、女子への苦手意識を乗り越えようとする姿。そのひとつひとつが「この子を応援したい」という気持ちを高めてくれます。「川澄が最初から最後までブレずに男らしくてよかった」という読者の声がとても多いのも納得です。

あやちゃん・ゆりちゃんとの友情が物語をあたたかくする

日々蝶々

すいれんの親友ふたり——しっかり者のあやちゃんと、ポエムが好きなゆりちゃん——の存在も、この作品を語る上で欠かせません。

無口なすいれんにとって、ふたりは言葉を補ってくれる大切な存在です。あやちゃんはさりげなくすいれんの気持ちをくみ取り、まわりに伝える「通訳」のような役割を担います。ゆりちゃんは明るさと優しさで場の空気をやわらげ、グループ全体に温かみをもたらします。

3人の関係は、まるで姉妹のようにナチュラルで心地よい。そのやりとりを見ているだけで、なんだか自分も友達の輪の中にいるような気持ちになってきます。作者さん自身の高校時代の友情がこのグループに反映されているとのことで、そのリアリティがあたたかさの理由なのかもしれません。

最終的にはこの友情にも胸が熱くなる場面があり、「親友のあやちゃんが斬新。最後は友情に胸熱になりました」という感想も多く見られます。

ライバル・小春の登場が物語に緊張感をプラス でも嫌いになれない理由

物語の後半で登場する小春は、川澄に好意を寄せるライバルキャラクターです。積極的で強気、そしてモテる——すいれんとは対極にいるような存在です。

でも、彼女を単純な「悪役」にしていないのが、この作品の懐の深さ。小春もまた、自分なりにまっすぐに誰かを好きになれる純粋さを持っています。そのまっすぐさが、すいれんと不思議と似ていて、ふたりの間に不思議な関係性を生み出していきます。

小春の登場によって物語は適度な緊張感を持ちつつも、そこで「すいれんと川澄のふたりの想いは揺るがない」という確信が生まれます。それがまた読者を安心させてくれる仕組みになっているんです。

作者・森下suuさんの創作スタイルが生んだ、独特の世界観

森下suuさんは、ネームを担当するマキロさんと作画を担当するなちやんさんのふたり組の漫画家ユニットです。宮崎県出身の高校時代の同級生で、2009年にコンビを結成しました。『バクマン。』という漫画に影響を受けてコンビを組んだというエピソードも、なんだかこの作品のピュアな雰囲気に合っていますよね。

分業制で制作しているため、マキロさんがネームを描いてなちやんさんに送る、という流れで物語が作られています。実は先の展開はあまり共有せず、ふわっとした打ち合わせで進めていたとのこと。それでも息の合ったコンビワークで描き上げられた作品が、これだけ多くの読者に愛されているというのは、それだけふたりの感覚が合っているということでしょう。

連載中はとても大変な時期もあり、出産間近にネームを前倒しで仕上げるなど、並々ならぬ努力の中で生まれた作品でもあります。その「必死さ」が、作品の温かさにもつながっているような気がします。

「このマンガがすごい!2014」オンナ編第4位 読者とプロが認めた作品の実力

『日々蝶々』は「このマンガがすごい!2014」オンナ編で第4位を獲得しています。これは、漫画を愛するたくさんの人たちが「この作品はすごい」と認めた証のひとつ。ピュアな恋愛漫画でありながら、それだけ多くの人の心を動かしたということです。

受賞後もSNSを中心に広がりを見せ、完結から時間が経った今でも新たな読者に発見され続けています。「完結してから一気読みしました」「読んで後悔なし」という声が今もたくさん聞こえてくることが、作品の持つ普遍的な魅力を物語っています。

完結巻の豪華な読み応え 未収録エピソードやサイドストーリーも見どころ

最終巻となる12巻には、本編の他にも特別なコンテンツが詰め込まれています。川澄の視点から描いたすいれんとの出会い直し、ゆりちゃんの遠距離恋愛エピソード、そして20歳になった後の小春の恋——。メインカップル以外の人物たちにも光が当たり、物語の世界がさらに広がります。

また、秋本治さんをはじめとする多数の漫画家さんたちからのトリビュートイラストやまんがも収録されており、最終巻としてのお祝いムードも満点。本編を読み終えた後も、まだまだ楽しめる仕掛けが盛りだくさんです。

全12巻を読み終えたとき、きっとじんわりとした満足感と少しの寂しさが同時にやってくるはずです。それくらい、ちゃんと心に入ってくる物語です。

日々蝶々

日々蝶々 漫画 

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ヒロ
ヒロ

姉ちゃん、これ読んでて、俺なんか途中から川澄に感情移入しすぎてめっちゃ緊張したんだけど笑

トラねえ
トラねえ

わかる! 川澄ってほんと不器用なんだけど、だからこそ応援したくなるよね。あなたも似たようなもんじゃない?(笑)

ヒロ
ヒロ

えっ、それはどういう意味ですかね!? 俺はちゃんと言葉にできるし!

トラねえ
トラねえ

じゃあ今すぐ、この作品の好きなところを言葉にしてみて

ヒロ
ヒロ

……川澄の……目が……その……

トラねえ
トラねえ

ほらね。あなたも十分「日々蝶々」の世界の住人よ(笑)

日々蝶々まとめ:静かな恋に心がふわっとほどけていく、全12巻完結のピュアラブ

最後まで読んでくださってありがとうございます🐱 トラねえからひと言——この作品、「じれったい」って感じた瞬間こそが、あなたの心がちゃんと動いている証拠です。その感覚、大切にしてほしいな。

  • 『日々蝶々』は、無口な美少女・すいれんと硬派な空手男子・川澄の純粋な初恋を描いた少女漫画(全12巻完結)
  • セリフの少なさを視線・表情・間(ま)で補う独特の表現スタイルが大きな魅力
  • 「目が合うだけでドキドキする」初恋のリアルなときめきを丁寧に描写
  • 付き合い始めてからの初心者同士の戸惑いと成長も、しっかり物語のテーマになっている
  • すいれんとふたりの親友の友情、ライバル・小春の登場など、脇を固めるキャラクターたちも魅力的
  • 「このマンガがすごい!2014」オンナ編第4位を受賞、幅広い読者から高い評価を得ている
  • 作者は女性漫画家ユニット・森下suuさん(マキロさんとなちやんさんのコンビ)
  • ドロドロ展開が苦手な人、静かな恋愛に癒されたい人、初恋の感覚を思い出したい人に特におすすめ
  • 最終12巻には未収録のサイドストーリーやトリビュート企画も収録されており、最後まで読み応え抜群

引用・参考

日々蝶々 1/森下suu

森下suu先生 X

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